Q&A

■地理空間情報について

地理空間情報とはなんですか?

「いつ、どこで、何が、どのような状態か」といった、位置や時間に関する情報のことで、これらに関連付けられた様々な情報(混雑状況、天候情報など)を結びつけたものを含みます。例えば自動運転を実現する3次元の地図や、混雑回避機能をもったナビゲーションシステム、周辺環境の変化に基づく出店計画の策定など、便利で安全な生活に欠かすことのできない情報として幅広く利用されています。

G空間情報とはなんですか?

「地理空間情報」を読みかえて「G空間情報」と表現することもあります。G空間の「G」は英語の「Geospatial(訳:地理空間)」を由来としています。

G空間情報センターとはなんですか?

平成24年3月に政府で閣議決定された地理空間情報活用推進基本計画に基づき、産学官の様々な機関が保有する地理空間情報を円滑に流通し、社会的な価値を生み出すことを目的に設立されたデータ流通支援プラットフォームです。一般社団法人社会基盤情報流通推進協議会により運営されています。現在、約6万件のデータが登録され、一元的に検索入手が可能です。公式サイトはこちら https://www.geospatial.jp/

なぜ、地理空間情報を活用したアイデアを募集しているのですか?

令和4年3月18日に第4期地理空間情報活用推進基本計画が閣議決定されました。この計画では、誰もがいつでもどこでも自分らしい生き方を享受できる社会の実現に向けて、地理空間情報のポテンシャルを最大限に活用した多様なサービスの創出・提供を目指しています。現在、人口減少や少子高齢化の更なる進展や自然災害の激甚化・頻発化、気候変動への対応やエネルギーの問題が大きく取り上げられるなど、社会課題は多様かつ複雑化しています。正しく世の中の状況をデータとして理解できる「地理空間情報」を活用することは、これらの課題解決の一助になり、SDGsへの貢献にもつながると考えています。本コンテストを通じて「地理空間情報」の有用性、可能性を多くの皆様に知っていただき、様々な分野で活躍する方々に地理空間情報を活用いただくことで、未来をよりよくするアイデアの実現を期待しています。

■応募資格について

どんな人を対象にしていますか?

地理空間情報を活用したビジネスアイデアで事業化を目指す方、投資家・地方自治体・地理空間情報関連企業等とのマッチングによる事業発展を期待するビジネスパーソン、自由な発想から生まれた地理空間情報活用アイデアを提案いただける方など、幅広い方々からのご応募を対象にしています。

個人ではなく企業やグループでの応募は可能でしょうか。

個人応募、グループ応募ともに可能です。なお、賞金・副賞はアイデアに対して授与されるものですので、受賞者が個人でも複数名グループでも同内容となります。

良いアイデアを持っていますが、技術開発能力がありません。それでも応募は可能でしょうか?

本アワードの趣旨に沿ったアイデアであればご応募いただけます。

日本人ではありませんが、応募は可能でしょうか?

ご応募いただけます。ただし、応募や審査に関して利用する言語は日本語になりますので、予めご了承ください。

留学生の応募は可能でしょうか?

ご応募いただけます。

海外に在住しておりますが、応募は可能でしょうか?

ご応募いただけます。ただし、本アワードの選考や表彰式などへの参加時に発生する交通費・宿泊費ほか各種費用はご自身でご負担ください。

年齢制限はありますか?

年齢制限はございません。例えば小さいお子様と保護者の方との共同での応募も可能です。

推薦する場合、子供や教え子も対象になりますか?

はい。対象になります。ご推薦をお待ちしております。

アワードに推薦したい事業・サービスがあるのですが、どこの誰が提供しているものなのか分かりません。対象者が不明でも推薦は可能ですか?

アイデアをお持ちの方が判断できない場合は、推薦いただいても選考に進むことができないことがあります。

推薦したアイデアや知人が選考を通過しているかどうか状況を教えてもうらことはできますか?

審査・選考の経過は非公開ですのでお伝えすることはできません。選考結果はウェブサイトにて公開いたしますので、ご確認ください。

企業に属しているのですが、応募してもよいのでしょうか?

ご応募いただけます。ただし、応募内容が所属企業・団体の知財や活動に関係する場合は事前に承認を得てください。

■応募内容について

地理空間情報にはどのようなデータがあるのか、使い方の事例などを知るにはどうしたら良いですか?

本サイト内の事例紹介コーナーにて、随時情報を更新しておりますほか、「G空間情報センター」「国土数値情報ダウンロードサイト」「不動産情報ライブラリ」「PLATEAU」でも地理空間情報の利活用事例が紹介されていますので、ぜひご覧ください。

「G空間情報センター」「国土数値情報ダウンロードサイト」「不動産情報ライブラリ」「PLATEAU」で提供されているデータを使う必要がありますか?

応募提案内容について、必ずしも「G空間情報センター」「国土数値情報ダウンロードサイト」「不動産情報ライブラリ」「PLATEAU」で提供されているデータを利用する必要はありません。他の機関で提供されているデータを応募提案に含めていただくことも可能です。いずれの場合にもデータ提供元の利用規約等にのっとって適切に取り扱うことが前提となります。

地理空間情報の範囲とはどこからどこまでを指しますか?

地理空間情報の代表的な技術としては、地理情報システム(GIS:地理空間情報の地理的な把握又は分析を可能とするため、地理空間情報をコンピューターを使用して電子地図上で一体的に処理する情報システム。Geographic Information Systemの略称)や衛星測位(人工衛星からの信号を用いて位置や時刻に係る情報、また、これに関連付けられた移動の経路等の情報を取得すること。)などがありますが、本コンテストでは、これらの技術を利用したものに限定せず、「いつ、どこで、何が、どのような状態か」といった、位置や時間に関する情報を活用したものであれば、どんなものでもご応募いただけます。

ビジネスアイデアとしてまだ形になっていない状況でも応募は可能でしょうか?

ご応募いただけます。協賛企業、協力自治体、協力団体とのマッチングにより、実現が早まる可能性があります。

すでにサービスとして提供しているのですが、そのアイデアでも応募は可能でしょうか?

ご応募いただけます。協賛企業、協力自治体、協力団体とのマッチングによってより大きく発展する可能性もございます。

一人で複数案を応募することは可能でしょうか?

複数での応募も可能です。応募フォームでは個別に登録をお願いいたします。

これまで他のコンテストや学校の課題などで提案したことがあるアイデアでも応募可能でしょうか?

本コンテストとしてはご応募頂いても構いませんが、他のコンテストや学校でのルールをご確認ください。

応募時に送付した添付資料は返却されるのでしょうか?

応募時にお送りいただいたものは、一切返却いたしません。なお、知的財産を守る観点から、応募時に提出いただいたものは、プログラム期間中は業務実施機関(株式会社角川アスキー総合研究所)が責任を持って厳重に管理するとともに、プログラム終了後は業務実施機関が責任を持って破棄します。

申請を検討している特許があります。その特許を含めた提案を行う場合、その秘匿についてはどのような対処を取るのでしょうか?

業務実施機関、審査に携わる協賛企業、協力自治体、協力団体、審査員、スペシャルアドバイザーは選考の過程で得た情報は外部に漏らしてはならないという契約がありますので、審査過程で秘匿情報が外部に漏れることはありません。ただし、応募内容は協賛企業、協力自治体、協力団体、審査員、スペシャルアドバイザーに開示されるため、内容を完全秘匿したい場合には応募しないでください。

■審査に関して

審査結果のフィードバックはもらえますか?

落選理由のフィードバックは一切行いませんことを予めご了承ください。各段階での審査通過者には応募の際にご登録いただいたメールアドレス宛てにご連絡します。

審査通過の連絡を頂いたことをSNSなどで公開しても良いでしょうか?

本コンテストの公式サイト等で公表するまでは、ご自身での公開はお控えください。

■協賛企業に関して

協賛企業とはどのような企業ですか?

本コンテストの趣旨を十分に理解し、新たなビジネスへ挑戦する方々、アイデアをご提案いただく方々にとって真に協力的だと評価できる企業の方々にご参加いただいております。

協賛企業、協力自治体、協力団体に入りたい場合はどうすれば良いですか?

本コンテスト業務実施機関までご連絡ください。企業の方・自治体の方のお問い合わせフォーム